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J.&F.J. Baker ロシアンカーフストラップ (Black)
J.&F.J. Baker ロシアンカーフストラップ (Black)
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ベイカー社は、デヴォンで1862年に創業された皮鞣し工房で、樫の樹皮でレザーをなめす(オークバーク鞣し)ことのできるイギリスで 唯一の会社です。
ベイカーを営むパー一族は、なめし作業に惜しみなく時間をかけることを信条とし、5世代にわたり技を継承してきました。植物タンニンによる自然な働きで革を鞣すのには、およそ1年かかります。現在、なめし工程は、機械処理や温度といったさまざまな プロセスにより時間の短縮も可能ですが、そうした加工の場合、皮そのものの構造にダメージを与えてしまいます。
オークバーク鞣しでは1年以上 皮を樫の木のタンニンに漬け込むという大変時間の掛かる工程を経ているため、繊維が傷つかず、 堅牢で適度なコシを持った 他と一線を画す皮革を作り出すことを可能にしています。
■ RUSSIAN CALF (ロシアンカーフ)について
幻の革ロシアンレザーを復刻するため、世界一の馬鞍製造メゾンとベイカーが共同研究・開発した革。
ベイカーがあるデヴォンの植生は、カバノキやヤナギが生育するモスクワ近辺ーロシアンレザーを生んだ地で採取されるものと非常によく 似ています。
また、オークバーク鞣しのプロセスは19世紀の帝政ロシア時代までは一般的なものでした。
樫の木の樹皮とロシア産の白樺の オイルから作られた「ロシアンカーフ」は、世界一のメゾンの皮革修復職人とベイカーのなめし職人による、5年間にわたる研究の賜物です。
ベイカーロシアンカーフの表面にはロシアンレザーの長い歴史を刻むかのような細かなシボと所々にブルーム(白いロウ分)もありますが、ブルームの隙間からはこの皮革ならでは艶も垣間見ることができます。
また、ベイカーロシアンカーフが、ウィスキーや葉巻にも似た独特の香りを持つ点です。とても不思議な香りですが、クセなるような後を引く香りです。1920年代のパリでロシアンレザーが香水の名前になったことも頷けます。そしてフルグレインブライドルレザーと同様に長期間じっくりと鞣され、十分な加脂を皮革内部まで浸透させることで、高い弾力性を伴いながらも、力強いハリ感を備えています。
ベイカーロシアンカーフは視覚、嗅覚、触覚でお楽しみ頂くことができる貴重な皮革ですので、この機会に是非お試し下さい。
※独特の香りがありますので、匂いに敏感な方はご注意ください。
◆仕様
素材:J.&F.J. Baker / RUSSIAN CALF
色:ブラック
タイプ:レギュラー
サイズ:16mm(尾錠幅16mm)
17mm(尾錠幅16mm)
18mm(尾錠幅16mm)
19mm(尾錠幅16mm)
20mm(尾錠幅16mm)
長さ:メンズレギュラー 12時側:約75mm、6時側:約115mm
厚さ:フラット2.4mm
ステッチ:太さ20番(No.61)
裏材:Japanese Cowhide・ブラック
コバ:ブラック
※なお、製品に時計は含まれません。
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